Soundsphere

2026
Recorded March 1990 in Eindhoven, The Netherlands
CD
Room40 RM4243CD


1990年にリリースされた ”Soundsphere” が45周年を迎え、Room40 から再発。
Recorded at Het Apollohuis March 1990 (Eindhoven, The Netherlands).



ローレンス・イングリッシュの作品紹介文から

1990年にアイントホーフェンの「Het Apollphuis」で録音された『Soundsphere』は、絶頂期の鈴木の姿を捉えている。これは、忍耐と躍動感が等しく織りなされた彼の音楽の記録である。忍耐強さとダイナミズムが等しく共存する彼の音楽の記録であり、鈴木が楽器から音を探り出す手法の繊細さと存在感の両方をこれほど見事に捉えた録音は他に類を見ません。

「Analapos A: Voice」のような楽曲では、アナラポスのつる巻きバネをなぞって、上下に反響する揺らめく海洋のようなヴォーカル・ドローン(声の持続音)を生み出す。その響きはミニマルでありながら壮大な広がりを持ち、音は水平方向だけでなく垂直方向にも存在していることを気づかせてくれます。同様に「De Koolmees: Suzuki Type – Glass Harmonica」での彼の演奏も、この集中力の強さを共有している。鈴木が、ガラス管を叩いたり擦ったりすることで、絶えず進化する音色の抑揚や脈動が生み出される。

45周年を迎える『Soundsphere』は、60年に及ぶ活動の中で鈴木昭男が築き上げてきた音の世界を捉えた、極めて重要な作品です。